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錦町商工会
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コースガイド

 錦町の西方に位置し、無田原、一丸、上一丸、京の峰、久保宇野の五つの集落からなる地域である。一丸台地には、梨、柿、栗の果実が7月から10月にかけ熟す。台地からは、球磨盆地の山々を背景に耕作の田畑が見られる。第一公民分館では、集落住民が育てた真心のそばが昼食として振舞われる。京の峰集落には、崖面に剣や盾、車輪状文などが刻まれた京ヶ峰横穴群、大正13年に建造されたくま川鉄道球磨川第四橋梁が見られ、日本書紀で第12代景行天皇が熊襲親征の時に立ち寄った地、天下神社がある。京の峰集落は、タイムスリップした古代の森に見える。
 錦町の空と古代の空、そして人々の出会いが味わえる「古代の郷 一丸コース」を楽しんで歩いてみませんか。


道順

 肥後西村駅Aをスタート、県立球磨中央高等学校を通り、田園と柳田川沿いを歩くと、前方に新宮寺Bが見える。新宮寺Bを左手に進み久保宇野集落の里道を通り、一丸台地に上る。一丸台地を下ると鳩胸川が見えてくる。鳩胸川を渡りサイクリングロードを歩く。鳩胸川の畔を歩き、緑のトンネルを抜けると下條の滝が勢いよく流れている。この滝の淵には、明神社Cが鎮座されている。下條のとどろを通り、再び一丸台地に上る。台地からは、球磨盆地の山々を背景に果樹園や田畑が見られる。第一公民分館Dでは、集落住民が育てたそばが昼食として振舞われる。一丸台地を下ると京の峰集落が見えてくる。京の峰集落の里道を歩き、左方に向かうと京ヶ峰横穴群Eが現れる。京ヶ峰横穴群Eの近くには、くま川鉄道が並行し、くま川鉄道球磨川第四橋梁が見られる。京ヶ峰横穴群Eから逆に戻り、左方に向かうと天下神社Fがある。京の峰集落から東方に向かうと田園風景と県立球磨中央高等学校が右前方に見え、ゴールの肥後西村駅Aに到着する。

おすすめポイント・寄り道ポイント

 肥後西村駅(ひごにしのむらえき)
大正13年(1924)3月30日に鉄道省の駅として開業。単式1面1線で6両以上が停車できる長いホームを持つ地上駅である。平成元年(1989)10月1日に九州旅客鉄道、湯前線がくま川鉄道に転換。県立球磨中央高等学校、学生の乗降通学駅でもある。
 新宮寺(しんぐうじ)
建立は応永12年(1405)。天正4年(1576)の火災で焼け跡から黄金仏が発見されたため、のちに木造六観音を造立した。相良三十三観音巡り32番札所で子宝、安産に御利益。紅葉の名所としても有名。
鳩胸川の畔・緑のトンネル
鳩胸川の畔は、神秘に満ちた川面と緑のトンネルが身体と心の疲れを癒してくれる。
下條のとどろ(くだしのとどろ)
美しい娘が大蛇にさらわれたという言い伝えがあり、地元の民謡「球磨の六調子」にも登場する。
 明神社(めいじんじゃ)
一丸田の井堰近くにある歯痛、安産の神様。社殿は切妻造、妻入、瓦葺、間口276cm、奥行476cm、向拝1間。荒廃がひどく平成21年に新築された。
 第一公民分館(そば)
昼食として振る舞われるそばは地域のみなさんが手塩に掛けて育てたもの。自慢の一品で真心こめたおもてなし。(要予約)
 京ヶ峰横穴群(きょうがみねよこあなぐん)
6世紀後半から末に作られたと推定される装飾古墳。崖面に剣や盾、車輪状文などを浮き彫りにし、さらに顔料で彩色を施すなど絵画的技法が用いられている。県指定遺跡。
くま川鉄道球磨川第四橋梁
(くまがわてつどうくまがわだいよんきょうりょう)
旧鉄道省が湯前線を開業した大正13年(1924)に建造。当時の最先端技術を積極的に導入し、くま川鉄道の架設橋梁の中では最長の長さ330mを誇る。国登録文化財。
 天下神社(あもいじんじゃ)
日本書紀で第12代景行天皇が熊襲親征の時に立ち寄ったと伝えられる。本殿は三間社流造の瓦葺、拝殿は切妻造、妻入、瓦葺。祭神は、阿蘇神社同体、又は高千穂神同体とも言われる。

車でのアクセス

肥後西村駅(スタート・ゴール)は、九州自動車道・人吉ICから約20分。国道219号の県立球磨中央高等学校前バス停(産交バス)交差点から北へ約600m。


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